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想像から創造までの狭間でゆらめき、たゆたう詩
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「Bukowski:born into this /tribute」
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“何がしたいのだ!”
“お前はどこから産まれたのだ!”
“お前の創造主はどいつだ!”
“愛すること以外に意味のあることなんて、何一つ・・・無い“

 

きっとそれは
赤らめた手の甲の浮き出た血管から
今にも吹き出そうな稀有なる言葉の端くれ
ウィスキーボトルを掴んで離さない
ヤサグレ詩人の讃美歌
人生なんて生真面目に考えるほど
如何にも無意味で愚考かを吐いた





“愛以外のほかは全て、技量でなんとでもなるさ
技を磨く者は慣れるにつれ、己れを養いはするが、粗雑に扱いもする
粗雑に扱った者をほったらかしても
何のお咎めも無く草喰って生きてゆける
しかし
愛は愛を粗雑に扱った者を放ってはくれず
いつか必ずや、その報いを受けるものだ





そうなったとき始めて
お前がどこから産まれてきたのか
何故産まれてきたのか
その意味が分かるだろう”


・・・そんなふうに聴こえた
何処からか、降って湧いたように
墓碑に刻まれし“DON'T TRY”の文字に沁みゆく
それは雨か、涙か
それともかじられた跡か

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写真詩 02:49 comments(0)
『終わりの始まり、始まりの終わり』
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まだまだだなって、荘厳な冬景色に向かって独り言呟いてるみたいだ

雪空に向かって従順を誓ったっていうのに

全てはお見通しか

寒さで肩怒らせて血の巡りが滞るのを見過ごしてしまうんだ

わだかまり転換期、心が途切れて尻切れ蜻蛉の運試し

人間は狩猟し、肉を喰らう

野蛮な行為と自責の念に駆られる筈もない

敵を知ったって三秒ルールで仲直り

両の手の皺、繋いで有難やと自分の膝頭見えるまでお辞儀する僕たち

あなたの愛を知った
あなたの愛を知った
あなたの愛を知ったので

変わりたいのさ
変われるはずさ
変わろうとして
全て失うのさ

始まりが終わり、終わりが始まる

けど、いつかは

終わりが終わり、始まりが始まる




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写真詩 23:29 comments(0)
『球体』

ふやけた球体がまわる

ジンジン、ジンジンと痺れる指さき

四季は死期が近付いているんだよ、とでも言いたげな

たおやかに何重にも重なりあう環のなかで

凝結したそれぞれの境界部分、その雪解けを日増しに感じるんだ

胸に去来し郷里の畦道、青草の匂いを嗅いだなら、スキップしたくなるような憧憬が一筋の涙を誘う 

あらゆる利便性は追究され尽くし、欲深い沼に嵌まったまま

近未来的快楽に堕ち、最新型飽和状態で汚すだけ汚したあと

キミの機知に富んだ表情が思い出せなくなるまで

その日は近い



きっとサヨナラを言う間もなく、そのなかに違和感なく溶け込んでいくのだろう




いつやって来て

いつ去ったのか

分からず仕舞いで

なんとなく時を過ごし

なんとなく日々をこなしながらやり過ごす

この僕を透過し、すり抜けて行ってしまったらしい

ふやけた球体は相も変わらず、ますますふやけて、僕の頭の周りを回り続けるんだ




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写真詩 00:31 comments(0)
「郷土〜仄かに馨る甘い揺れと城壁の無い砂利道」
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早朝は未だ湿っている
陽炎立ち上る前の命の躍動迫りくる
予感に満ちた静寂
あれは城壁の側面に沿って
緩やかに登る砂利道の途にみた
寄り添う二人のゆっくりとした歩みの先
鬱蒼とした緑樹に覆われた茂みの奥で
蝉時雨と共に吸い込まれた
一瞬の揺らめきが鼻先を掠める
甘い記憶に紛れて
朽ちたベンチに落ちた

翳は薄く
しゃがんだ背に触れるか触れないかの距離で
見守られているようで
寄せる想いに城壁は消え
大小なる砂利石の一つ一つが
筆舌に尽くし難く絶妙なバランスで
私達を待ち構えていた

此処がお前の祖
滾る血に引き寄せられた
抗えぬ/拭えぬ
DNAに刻印された

恐らく導かれたのだろう
どう足掻いても
末路は同じだった

明ける朝靄に蒼空
透過した葉脈の隙間から
一筋の飛行機雲
僅かながら俗界の喧噪離れ
尊ぶ空、遥か頭上へ

そして
ベンチの傍
視線落としたなら
さり気無く
支える腕に
胸詰まる


砂利道が
やけに愛おしく想える
まだ
坂の途中だと云うのに
 




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写真詩 23:36 comments(0)
『dismiss』
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BUDRUN:

過去の清算とまではいかないが

メールアドレスを変えた

それを誰に伝えることなく、伏せる

これで、無になれるってもんだ

過去をおざなりにしていたわけじゃないが

後ろを振り返ることを怠ってはいけない、とも思う

つづけつづけ、と先人たちの尻叩きに遭い

カラカラ、カタカタ

日々忙殺されて

この湿度の高い空間に

乾いた音だけ、やけに喉の奥を掻き立てる

忘れたいと

忘れたいのに

纏わりつく粘着質な記憶

この先、とろみが増してその中に

人生を五感で掴んだ感受性が熟成し

枝葉末節にまで行き渡ったら

いずれ水溶き片栗粉の中に埋もれたい、と願う

dismiss my memories

何処からか、

鳴り止まないビーコンが・・・

一体、何の合図なんだろう?


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写真詩 00:44 comments(0)
『反逆サステイン』
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教室の後ろのほうで
悪態吐いてた愛嬌無しが
いつの間にか時代の寵児気取っていたけど
それはまるで何の変哲もない鉄の塊りのような
何処からやって来て
何処へ去っていくのかさえ分からない
理由なき蒼し孤高

今や、退廃の渦中で
湿気煙草/シケモク喫んで
ヤサグレてた

あの時、黒板に書かれてた“光”の文字は
硝子の欠片みたいに鋭く尖って見えた

卒業しても、半か丁かで一か八か
吐き溜め学び舎、額面通りの資本主義だとか
全ては遍く相殺し得ない現実と知って

道路の隅に咲く
蒲公英の花にすら、気付かなかった日々

こんなにも小さな街で見過ごすかい?

あれもこれも予定調和、何処までも繋がっているとしても、だ
さもなくば、かっ捌くまでと
老若男女、儚くも
漏斗の末に嘆きの彼方へ

行けず後家とか時代錯誤な死語の世界よって嘯いてみたり
お互い様だって笑い飛ばしたりして
色素大事そうに磨くもの違えば
生成するって何のことだっけ?
裏表紙の本質、ミスUNDERSTOOD
それは劣性パンダか優性パンダか
皆の関心は色の問題

明らかな剪定で
あからさまに約定

どうかしてる
秤で切り売りするなんて
超ハイスピードカメラでも証明できない歯痒さ
反逆サステイン、呟いてみたら残響の後、共鳴

そう、もしかしたらもう手遅れなのかい?

向かい風かな?追い風かな?って
同調してばかり
残響なんか気にしてられない
遥か遠く、WINDING ROADは続くよ



たとえ、仄暗い教室の隅で
響き渡る慟哭は消えたとしても
触発されて彫った“光”
写経の刻字は誰にも消せやしない・・・・・


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01:51 comments(0)
『どーぷ・ぴくるす』
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必要最低限の駆け引き、と、ぞんざいな扱いの存在意義

おざなりにしたまま、放っておいた互いの光と影

エキストラ・ヴァージンオイルの匂いが芳しい食卓に射す無言の朝陽

B・L・Tサンドは深緑への誘い、が、おどけてばかりいて

何も思わない射光

味覚に頼るしかない幸福感

それほど伝えたいメッセージはなくて

纏えば纏うほど

要らないことだらけ

妙にしかつめらしく

押しつけがましく、晴れがましく、此処は舞台上

可惜、気難しさ、演じる恍惚感、協調性

遥か彼方から冥王星の一体感

どうしようもない帝王学



寧ろ、形而上

DOPE PICKLES



一日の始まりにしてはやけに酸っぱい

さりげなく、哀しみが増すばかりで

テーブルをはさんだキミの肩越し、窓の外

眩しそうに前を向いた




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写真詩 23:55 comments(0)
『矢の如く、ハザード、故に壊疽』



矢の如く、感情が走る先にはあの父親が座っていた

腕を組み、目を閉じ、気難しげに眉を潜め、反論の機会を窺っていた 

右手の煙草の煙が目に染みるのか、時折、岩の様な顔を背ける

兎に角、理屈に任せて僕を捩じ伏せようと策を練っている

TVショーは日毎、事件を何やらワイドショー化することで視聴率という魔物と格闘している

そんな明りを浴びながら人生に対する講釈に興じようとする父親を前に

僕も廃れたもんだ、と哀しささえ覚えた

あっちが悪くてこっちが良いだなんて誰が断じているんだ?

心柱となるべき己の基軸は何であるかすら分からないっていうのに

同じロジックでいえば、二つの事象はまさに矛盾だらけ

父親の威厳は単に父親と云うことだけなら

もう僕はハザードランプを点けるよ

僕にだって言い分はあるんだ

だから、論破することに終始するな

その煙が消える前に

矢の如く、感情が走る先にハザードランプが点るんだ

醸し出すことに躍起になっている何かは

寧ろ、威厳に囚われの身である煙草の煙りが魔術を唱えんとしているピエロな権化

真実はそこにあるのか、ないのか

確認するすべはいくらでもあるっていうのに

わざわざ目を塞いでいる

もしや耳まで塞いでいるのか

いつか、隣りに座る日が来るのだろうか

いや、いつか自分が正面に座り正座するまでは

きっと変わることはないだろう

気付いた時にはもう、壊疽



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写真詩 01:05 comments(0)
「潮騒が住む街」



岬が見渡せる高台

そこの石段の上から

厳かなる風景が

仰々しく迫ってくる

それは圧迫感

目眩を催す視界を避けながら 

否応にも潮風が

鼻腔をくすぐり始めた

仕方なく錆びた手すりに掴まって

手に付いた赤錆びの匂いを嗅ぐ

顔の下半分を覆い隠し

青ざめた顔で遠い湾と水平線を受け入れた

何処へも行かないよ

小さな漁船が点々と嬉しそうに揺れている

眼下に見下ろす街並みを

慣れ親しんだ潮風がすうっと吹き抜ける

降りておいで

いつしか風向きが変わるまで

ここにいるから

それまでは

何処へも行かないよ

なんて

そんな口約束が

誰に知れるって云うんだ

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写真詩 00:41 comments(0)
『ぐぐいっと』



鉄橋の橋桁のもっと下のほう
ざあざあ雨が
外灯に照らされて
ドブ川の一滴となり
誰かに押された背中や
誰かを押した背中や
ややもすれば
それはそれはまどろっこしい
それでも
ぐぐいっと
踏みとどまって
立ち止まって
賢いふりしながら
図々しい矛盾を放棄しやんせ
適当適合やっほっほ
党利党略、無碍むげな雨脚強まり強まり
こちとら、ずぶ濡れ外套
脱皮の如く
枯草塗れていようとも
道端脱ぎ棄て
アメリカ式ポジティブヤッピーどもに
侵蝕されてもお咎めなし
ややもすれば
それはそれは押しつがましい
悟性など捨て去れと
闇綴じるまで
それでも
ぐぐいっと
踏みとどまって
立ち止まって
お気に入りクソッたれピース&へヴン
手に入れるまでの抵抗と解放
そして心棒折れない
足元
引きずる影
さもありなん
さもありなん

 



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写真詩 22:26 comments(0)
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